医療用ウィッグのハッキリとした決まりがある訳ではありませんが病気や怪我などで、ウィッグが必要な方の為に作られているので「髪質が自然に見える」「ネットが柔らかい」「通気性が良い」など色々と工夫がされている物が多いようです。髪も1本1本手植えで作られていて、分け目も肌色の人工頭皮が付いているので上から見られても大丈夫です。脱毛前と脱毛後の頭のサイズに対応できるように襟足の部分にアジャスターが付いています。通気性も普通のウィッグより良くできていますがメーカーによっても違いがありますので購入前には、試着してみるのもいいかもしれません。価格は3万位から40万前後で販売されているようです。
普通のウィッグは、ファッションウイッグや部分かつらの事です。価格にもよりますがスタイル重視で殆んど機械で人工毛髪が植えてあるものが多いようです。大量生産できるので比較的安価で販売されています。ネットの部分などは、医療用かつらと比べると目が粗く頭皮に刺激を感じる事があります。髪質も安価な商品などは人工毛に艶があり過ぎてお人形の様に見えるものもあります。
機械植えのウィッグは裏の構造がネットと言うよりひもに人工毛が縫い付けてある物を何段にも重ねたタイプです。大量生産でき安価で購入できるウィッグですがチクチクしやすいですので医療用には向かないウィッグです。
このタイプのネットは比較的全体的に髪が植えれていますが頭頂部の分け目部分も黒いので分け目の頭皮の自然さがありません。
頭頂部に人工頭皮が付いていないタイプです。分け目を付けたい時はオススメできません。
頭頂部に肌色ネット素材の人工頭皮が付いている医療用ウィッグになります。このタイプのウィッグは職人が1本1本手植えで作られている物が多いので地肌から髪が生えている様にみえる とても丁寧な作りになっています。
このタイプは分け目が決まっている人工頭皮になります。ネットは全体的に細かく髪が植えられています。分け目の人工頭皮は上から見られても気付かれないほど自然です。
通気性のあるメッシュ素材の人工頭皮になります。人工頭皮の部分が大きいので分け目は比較的自由に変えられるタイプになります。
抗がん剤の影響で髪が抜けると聞きウィッグ店を色々と探していた所ホームページと病院でパンフレットを見つけ医療用ウィッグを扱っているantiqueさんに辿り着きました。